院長プロフィール

院長プロフィール
馬場 清志(ばば きよし)
【役職】
・医療法人社団てんわかかりつけ医院理事長兼院長
・社会福祉法人みすず福祉会理事長
・赤穂市介護保険認定審査会委員長
・しらかばホール診療所医師
・赤穂市民病院非常勤医師

【資格・所属学会】
・日本内科学会総合内科専門医
・日本医師会産業医
・苫米地式認定コーチ
・日本内科学会
・日本早期認知症学会

【経歴】

長野県伊那市生まれ
信州大学医学部卒業
京都大学大学院卒業

 

Q:先生が医師を目指されたきっかけを教えてください。

A:私は長野の農家に生まれました。家は茅葺屋根で土にまみれて仕事をしても現金収入が少ない両親の姿を見て、「農業では食べていけない」と思いました。そのあたりで大きく綺麗な家に住んでいるのは医師が多く、自分もそうなりたい、と思いました。もう一つ、田畑に出る機会が生命に触れるきっかけとなり、生物への興味がわいていったのだと思います。

Q:大学を出てすぐに病院へ勤務したのですか。

A:当時、私は自分独自の道を歩きたいと考えていました。多くの同級生が臨床(病院就職)する中、京都の大学院へ進むことになりました。後輩のお父さんがそこの教授をしていたのです。

Q:そこでどんな研究をしたのですか。

A:所属した研究室は細菌の研究をしていました。腸炎ビブリオの耐熱性溶血毒の遺伝子を調べ、この世に存在しない変異毒素を作ったりその遺伝子を元の菌に戻す研究をしていました。

Q:その後臨床へ進んだのはどうしてですか。

A:元々科学は役に立つか、との問題意識がありました。郷土の先輩である哲学者、唐木順三の「科学者の社会的責任についての覚書」という書籍に感化され、研究で有名になる、ということ以上に科学は人を幸せにするか、に興味がありました。

Q:老年科へ進んだ理由はなんでしょう。

A:自分の特性を見つめ、外科系ではなくじっくり考えることが許される内科系に行くのは必然でした。既に高齢化社会が到来することは分かっていましたし、細菌学教室の教授が老年科教授を紹介してくれたことも理由です。内科でも更に専門を決めて就職するのが当時でしたが、ほかのだれも扱わないしかし重要なテーマを研究する内科医になりたいと思いました。

Q:開業をするまでにどちらの病院へお勤めでしたか。

A:大学病院へ一年、その後京都桂病院へ研修医として3年、となりの三菱京都病院へ修練医として1年勤めました。そして、教授の命令により平成9に赤穂市民病院へ一人前の医師として赴任しました。平成15年12月まで勤めました。

Q:開業したきっかけを教えてください。

A:病院は現代医療の標準に基づいて医療をしなくてはいけません。また、労働形態は病院の規則に縛られます。自分のやりたい医療、生活をするためには独立するしかないと思いました。

Q:鷆和を選ばれた理由はありますか。

A:この地は開業医が一件もなく高齢化の高い地域です。通院に苦労されている皆様に、往診を含めてほかの地区と変わりない医療を提供する気持ちを込めました。

Q:開業されてこれまでのご感想をどうぞ。

A:理想の実現が簡単にはいかないことに気がつきました。一方で、自分の努力や創意、工夫が形になって返ってくるやりがいを感じています。

Q:今後の抱負をどうぞ。

A:私はこの機会にプロのコーチングを受けました。そこで、自分が立てた目標を達成できると信ずる力が大切であることとそのための方法を学びました。もう一度初心にかえって理想の医療を実現したいと思います。