酸化について

3.老化防止のポイント3つ。

栄養障害
エネルギー不足
酸化防止
酸化について
老化の本態を一言で言えば、身体の酸化、です。酸化とはありていに言うと「サビ」です。身体の「サビ」が老化退行現象の主体です。酸素分子と身体を構成する分子が反応し身体の障害をきたします。特に細胞の膜は脂質で形成されており、膜を作る脂質が酸素と化学反応を起こすと全身が傷害されます。そうすると生体は直ちに修復する営みを開始します。ところが、その過程において一定の確率でエラーが発生します。こうしたわずかな誤修復の積み重ねが最終的に身体破綻に至ります。若年者と高齢者の最大の違いは、傷害を修復する能力の差異です。傷みがなければ身体を維持する恒常性機能に大きな違いは見られません。しかし、一旦傷つくと高齢者では修復に時間がかかるばかりではなく、傷の回復も不完全にとどまります。健康長寿を果たすために、不用意な外傷、不衛生による口腔の炎症を避けるべきです。酸素は生命が存在するために必要不可欠である一方、毒性を持つ分子であるがゆえに、生命体は常に酸素のストレスにさらされています。酸化の傷害を最小限に抑え速やか傷みを処理することが老化防止の要諦と言えるでしょう。